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足利のフリーペーパー「おともり」が最新号 市内16店の持ち帰りギョーザを特集

代表理事の田嶋さん(左から2人目)と制作スタッフ

代表理事の田嶋さん(左から2人目)と制作スタッフ

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 子育て世帯向けフリーペーパー「おともり」の第14号が7月10日、発行された。

フリーペーパー「おともり」14号の紙面

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 同紙を発行しているのは、NPO法人「おともり」。NPO法人「コムラボ」主催の「在宅ワーク講座」を受講したメンバーが「市内の子育て情報誌を作ろう」と、2018(平成30)年1月に設立し、今年で3周年を迎えた。現在、子育て中の女性スタッフ6人が制作している。

 最新号になる第14号の特集は、「テイクアウトできる餃子(ぎょうざ)特集」。各店のギョーザの特徴を交え、市内16店のメニューを写真付きで紹介する。スタッフにギョーザ好きが多かったことから、昨年から企画に挙がっていた。

 特集は、コロナ禍を考慮しテークアウトとの掛け合わせで編集。企画や紙面作成はリモートワークを通して行い、取材は各店舗へ出向いた。

 特集のほか、足利産の食材を使ったレシピを紹介する「親子で作ろう」のコーナーでは、「夏バテ防止メニュー」として納豆チャーハンを掲載。食育インストラクターの資格を持つスタッフが特集記事と合わせたレシピを考案した。「こどもに贈りたい本」のコーナーでは、足利在住の作家、小関克典さん奈津子さん夫婦にインタビュー。今年2月9日出版の絵本「アゲとハート」制作のきっかけや絵本に込めた思いを聞いた。

 代表理事の田嶋美歩さんは「火を使いたくない暑い夏のおかずに、夏休みでお疲れの子育て女性に、テークアウトギョーザ巡りに使ってもらえれば」と呼び掛ける。

 発行は1万部。足利市役所や子育て支援施設、保育園、幼稚園、市内の飲食店など市内100カ所以上で配布する。

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