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足利「アピタ子ども図書館」が35周年 子どもだった利用者が親に

本を貸し出すスタッフの飯塚絵里さん

本を貸し出すスタッフの飯塚絵里さん

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 アピタ足利店(足利市朝倉町)3階の「アピタ子ども図書館」が11月で35周年を迎えた。

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 同館はアピタが、文化を通じた社会貢献活動の一環として1985(昭和60)年のオープンと同時に開館した。当時のカリフォルニアの図書館をモデルに、「子どもが自由に好きな本を選び、のびのびと過ごせる」ようにと開設された。20坪弱のスペースに並んだ本の貸し出しや、主に子育て世代に向けた独自イベントを企画・運営している。

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 オープン当初は1万冊でスタートした本も、現在は2万冊以上に増えた。スタッフが利用者に声を掛け、一緒に本を選び交流してきたことで、かつて子どもだった利用者が「親」となり、再び子どもを連れてくることも多いという。父と子だけでの来館や、家族全員で訪れる利用者も増えた。市内から来館した40代女性は「(前から)気になっていたが、利用は今日が初めて。ショッピングセンターの中にあり、子どもを連れて来やすい。絵本がたくさんあって大人も楽しめる」と話す。

 開館当初から行ってきたイベントの様子も、35年で大きく変化した。同館を会場に単独で行うものが主流だったが、15年ほど前からはアピタと共同で開くイベントが増加。「季節のイベント」「ちびっこサロン」など、地域への関わりや子育て支援の意味がより増してきたという。同店の太田順也店長は、「足利で営業をスタートし、35年がたった。これからも新しいことに取り組み、お客さまがワクワクドキドキする場を提供し続けたい」と話す。

 吉田喜美子館長は「コロナ禍でどうしたら安全に楽しく過ごしてもらえるか工夫しながら運営していく。本やイベントをきっかけに、『子ども』に限らず幅広い世代の方に楽しく利用してもらえることがありがたい」と感謝の気持ちを述べる。

 開館時間は13時~17時(土曜・日曜・祝日と学校の夏期・冬期休暇中は11時~)。

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