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足利市の緊急消防援助隊、大船渡市林野火災から帰還し解散式

解散式の様子

解散式の様子

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 栃木県緊急消防援助隊として岩手県大船渡市に派遣された足利市消防本部の隊員が3月10日、現地での活動を終えて帰還した。

消防車に貼られた「緊急消防援助隊 栃木県隊」のマーク

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 2月26日に発生した大規模林野火災の消防援助のため、足利市消防本部は2月27日から3月10日までの12日間、6次にわたり延べ52人の消防職員を現地へ派遣した。火災発生から12日目となる3月9日に鎮圧が宣言され、栃木県緊急消防援助隊としての活動が終了した。

 10日19時30分ごろ、第6次派遣隊が足利市消防本部・中央消防署(足利市大正町)に帰還し、隊員8人と消防長らが出席する解散式が行われた。柏瀬正足利市消防長は「4年前の足利市西宮林野火災では多くの消防の助けがあった。今回は延べ52人の隊員のおかげでわずかながら恩返しができたかなと思う。今日はゆっくり休み、あしたからまた市民のために全力で頑張ってほしい」とあいさつした。

 第6次派遣隊の河南消防署・渡邉洋副主幹は「それぞれの隊員が日々の訓練で培った消防力を発揮できた。けがや事故なく無事に足利へ戻ってこられて喜ばしく思う」と振り返った。

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