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足利産そばの収穫 そば店の有志がプロジェクト立ち上げ3年目

ソバの実は1週間干した後収穫する

ソバの実は1週間干した後収穫する

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 足利市内のそば店から成る「足利手打ち蕎麦切り会」による足利産そば粉の収穫が10月20日・21日、行われた。

花の下に見えるソバの実

 市内のそば店12店によって結成された同会は2018(平成30)年、有志で「足利産蕎麦(そば)を作ろうプロジェクト」を始めた。菅田町の約10アールの畑でソバを栽培し、今年で3年目の収穫作業となる。8月、お盆の時期に「常陸(ひたち)秋そば」の種を作付けして収穫するソバの実は例年約10~15キロ。収穫後1週間干して実を落とし、乾燥後、製粉を行う。15キロの収穫でそば、およそ500食が提供できる。

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 収穫当日は晴天だったが、ソバは前日の雨で濡れていた。そば店の店主らが集まり、手作業での刈り取り、天日干しを行った。同会の稲村喜彦会長は「自分の店を営業しながら定休日を合わせて参加するのは大変」と笑う。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、例年同会が主催する新そばを使った「そばまつり」ができないため、店舗を訪れ足利産のそばを食べて巡る「スタンプラリー」を行う予定。栽培から収穫に関わった店が今年の足利産のそばを提供する機会になる。

 稲村会長は「昨年より粒が大きいし、いい出来。そば店の我々は粉の後からがプロだが、そば粉から作るまではなかなかできない。どういう風にそば粉ができるのか分かるという点では、自分で作るのは大事」と話す。