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足利に昼からクラフトビールを楽しめる喫茶店 「あかつき」

左から店主の奥村暁子さん、ビールと調理を担当する夫の巨樹さん

左から店主の奥村暁子さん、ビールと調理を担当する夫の巨樹さん

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 足利の飲食店「あかつき」(足利市家富町)がオープンして3月3日で1カ月がたった。

「あかつき」外観

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 店主の奥村暁子さんは東京都で会社員として働いていたが、2021年、新型コロナの影響でリモートワークとなったことをきっかけに、地元の足利市にUターンした。夫の巨樹(なおき)さんは東京都出身で、クラフトビールを扱うバーで13年働いていた。巨樹さんは「もともと自然豊かな環境が好きで、いつかは東京ではない場所で店をやってみたいと思っていた」と話す。店名は暁子さんの名前から名付けた。

 ソフトドリンクは、コーヒー(530円)、市内のワイン醸造所「Cfa Backyard Winery(シーエフエー・バックヤード・ワイナリー)」(島田町)のぶどうジュースなど10種類。コーヒーは「café vivement dimanche(ヴィヴモン ディモンシュ)」(神奈川県鎌倉市)で焙煎(ばいせん)されたものを使う。暁子さんは「ハンドグラインダーでひいた豆をハンドドリップで抽出するため、提供に時間がかかるが、そんなゆったりした時間を楽しんでもらえたら」と話す。

 主にビールと調理を担当する巨樹さんによると、人気の食事メニューは「ホタテと海老(エビ)のマカロニグラタン」(980円)、一品料理では「旬野菜のおひたし」「いんげんと旬野菜のごまあえ」(以上480円)だという。お薦めメニューは豊洲から直送するマグロの希少部位の刺し身「まぐろ脳天刺し」(650円)。ワイン、日本酒、ハイボールのほか、クラフトビールは常時7種類を取りそろえる。

 暁子さんは「この店からは親しみもあり、懐かしい景色でもある鑁阿寺(ばんなじ)が見える。景色の移り変わりを窓から見ながら、ゆったりした時間を過ごしてもらえたら」と話す。巨樹さんは「クラフトビールを分かりやすく説明するのが得意なので、これまでクラフトビールにトライしたことがない方も、好みを教えてもらえたら一緒に選ぶこともできる。お酒を飲む方も、飲まない方も、どちらも楽しめる店なので、コーヒー1杯でも気軽に寄ってほしい」と話す。

 営業時間は12時~22時。水曜・木曜定休。

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