食べる

足利にペルー料理店 和食と融合した「ニッケイ料理」も

「CANTUTA」店長の森沢さん

「CANTUTA」店長の森沢さん

  • 31

  •  

 ペルー料理店「CANTUTA(カントゥータ)」(足利市通3、TEL 0284-22-8311)が3月26日、オープンした。

豚肉のサンドイッチ「パンコンチチャロン」

[広告]

 同店は、プロデューサーの横塚永美子さんが経営するブティックの2階に店を構える。横塚さんは約7年ペルーで暮らした経験があり、ペルー料理店の開業を考えていたところ、友人でオーナーの津久井陽子さん、飲食店に勤めた経歴を持つ店長・シェフの森沢祥平さんが賛同しオープンにこぎ着けた。

 店の名前「CANTUTA」は、ペルーの国花に由来する。店の内装はアーティストやミュージシャンが暮らすペルーの首都・リマの「バランコ地区」をコンセプトにしており、足利出身のアーティストが描いた絵を装飾に取り入れている。

 料理にはペルー産の食材と、「キヌア」や足利産のトマトも取り入れる。色彩豊かで多様なペルーの唐辛子を使ったソースは全て手作り。横塚さんは「お客さまから『思っていたよりも食べやすい』『ソースが面白い』という声を頂く」と話す。

 メニューは、ペルーの朝ごはんやブランチとして食べられている豚肉のサンドイッチ「パンコンチチャロン」や、ペルー料理と和食を融合した「ニッケイ料理」のペルー風巻きずし「MAKI(マキ)」などを提供する。チチャモラーダ(紫トウモロコシのジュース)やインカコーラ、フルーツジュースなどのドリンク類のほか、ペルーのブドウ蒸留酒「ピスコ」やペルービール、ワインなどのアルコール類も取りそろえる。テイクアウト可。

 森沢さんは「看板メニューの『パンコンチチャロン』は日本人が食べやすいようにアレンジした。足利の人にペルー料理を食べて、知ってほしい」と話す。

 営業時間はランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時。水曜・木曜定休。駐車場は3台。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース