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足利出身バンド「fusen」が新曲「些細な事」 初のドラマタイアップで

左から岡野創太さん、林龍佑さん、上遠野日向さん(写真提供=ソニー・ミュージックアーティスツ)

左から岡野創太さん、林龍佑さん、上遠野日向さん(写真提供=ソニー・ミュージックアーティスツ)

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 足利市出身のスリーピースバンド「fusen(フセン)」が4月13日、新曲「些細(ささい)な事」を配信リリースした。

「些細な事」写真提供=ソニー・ミュージックアーティスツ

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 「fusen」は、足利市出身の林龍佑さん(ボーカル、ギター)、上遠野日向さん(ベース、キーボード、コーラス)、佐野市出身の岡野創太さん(ドラムス、パーカッション、コーラス)から成る全員が20歳のスリーピース(3人組)バンド。2019年の「ソニー・ミュージックアーティスツ オーディション」で優秀賞を受賞し、2020年4月、ファーストシングル「カサブタ」をリリース。昨年9月からは5カ月連続でシングルを配信し、今年1月には連作の最後を飾る「生きよう」をリリースしている。

 新曲は、同バンド初のドラマタイアップ曲。4月5日からTOKYO MXテレビが放送する連続ドラマ「渋谷先生がだいたい教えてくれる」のエンディングテーマに起用された。同バンドとして初めてのプロデューサーには金沢ダイスケさん(フジファブリック)を招き、マスタリングはABEDONさん(ユニコーン)が手がけた。

 歌詞には、世代関係なく交友関係など、人との関わり合いが苦手な不器用な人に向けた林さんのメッセージが込められているという。林さんは「高校生時代の自分に『君はひとりじゃないよ』と呼びかけるような思いで書いた曲。電車の描写で思い描いたのは、地元を走る両毛線から見た情景。地元とリンクする歌詞で足利に恩返しできれば」と話す。

 ベースの上遠野さんは「3人としての音楽だからこそ、ベースの余計な部分を弾かずシンプルに表現した」と振り返る。ドラムスの岡野さんは「曲が最終的に行き着く先を明確にし、理論立てて真剣に向き合ってくれた金沢さんに感謝。ABEDONさんのマスタリング音源を初めて聞いた時の感動もあり、勉強になるレコーディングだった。ドラマを通して、もっと多くの人に知ってもらいたい」と応援を呼びかける。

 ストリーミングサービスやダウンロードサービスで入手できる。5月28日には「SOUNDHOUSE PICO(サウンドハウス ピコ)」(足利市通1)が開くライブに出演を予定する。

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