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足利市の大雨で被害486件 災害ごみ無料受け入れなど支援策

早川尚秀足利市長

早川尚秀足利市長

 足利市は7月18日、市役所で臨時記者会見を開き、17日から18日未明にかけての集中豪雨による被害状況と災害ごみの無料受け入れなどの支援策を発表した。

大雨で増水した渡良瀬川(7月18日10時30分撮影)

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 市によると、同市元学町にある気象庁の雨量計で17日15時から18日10時の19時間で観測された総雨量は236ミリ。1時間の雨量は17日18時までに最大65.5ミリに達し、過去最大の68.5ミリに迫る観測史上最大級となった。

 18日12時現在の被害状況は、冠水したアンダーパスで車両が水没した40代女性が救急搬送された人的被害が1人、女性は歩行可能で軽傷という。住宅被害が床上浸水50件、床下浸水45件、その他47件の計142件。道路冠水157件、物置など住宅以外の建物被害11件、土砂崩れ49件、車両被害12件など計486件。市内では一時約650軒が停電した。住宅被害には、小俣町の土砂崩れによる倒壊1件を含む。住人と連絡が取れておらず、警察と消防が捜索を続けている。市は18日午後、倒壊した家屋から女性1人が発見されたと発表した。

 17日16時34分に気象庁からレベル3大雨警報、土砂災害警報が発表されたことから、市は16時40分に都市建設部による市内巡視を開始。21時30分に袋川にレベル3はん濫警戒情報、21時48分に線状降水帯の発生予測が発表されたことから、市は22時45分に災害対策本部を設置し、22時50分に渡良瀬川の北地域に避難指示を発令。けやき小学校(柳原町)、さいこうふれあいセンター(西宮町)など指定避難所22カ所を開設した。避難者は18日1時時点の最大131人。18日11時30分に全ての避難情報を解除した。

 市内を流れる袋川と旗川が氾濫危険水位を超えたが堤防の決壊はなく、排水能力を超えた内水氾濫が被害の主因という。早川尚秀足利市長は「被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げる。現在、企業や団体の方々と協力し、被害に遭われた方が一日でも早く安心して生活できるよう、市を挙げて一丸となって復旧に向けて取り組んでいる」と話す。

 支援策として、南部クリーンセンター(野田町、TEL 0284-72-5300)で18日、19日の2日間、臨時開設し、災害ごみ限定で受け入れる。手数料は無料。20日以降も災害ごみの無料受け入れは継続する。南部クリーンセンター以外にも、地域と協議して災害ごみの仮置き場も検討するという。水が入ってしまった家屋の緊急対応として、し尿くみ取りは東部クリーンセンター(山川町、TEL 0284-41-5740)で18日から20日まで3日間、臨時の電話受付を行う。

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