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チャリティーイベント「赤い羽根シネマ」開催へ ベストセラー児童小説原作の映画上映

足利市社会福祉協議会のマスコットキャラクター「あしのすけ」

足利市社会福祉協議会のマスコットキャラクター「あしのすけ」

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 「第5回赤い羽根シネマ」が2月16日、ユナイテッド・シネマアシコタウンあしかが(足利市大月町)で開催される。前売り入場券の販売が1月28日、足利市社会福祉協議会(有楽町)と市民プラザ(朝倉町)で始まった。主催は同協議会、協賛は「ピーアンドディコンサルティング ユナイテッド・シネマ」。

会場となるユナイテッド・シネマアシコタウンあしかが

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 「赤い羽根シネマ」は、共同募金が身近なところに還元・活用されていることを伝える「赤い羽根見える化事業」の一環として、赤い羽根共同募金の配分を受け2014年から開催している。「障がい」「認知症」「災害」「いじめ、聴覚障害理解」など、毎年テーマに沿った映画の上映や講演会を行い、より多くの人にとってさまざまな地域課題について考え理解を深めるきっかけとなることを目的としている。

 本年度のテーマは「違いを認め合って共に生きるとは?」。全世界で800万部以上を出版したR・J・パラシオのベストセラー児童小説「ワンダー」が原作で、2017年に映画化された「ワンダー 君は太陽(日本語字幕)」を上映する。トリーチャーコリンズ症候群という遺伝子疾患で、人とは異なる顔で生まれてきた10歳の少年・オギーが、偏見や障がいを乗り越えクラスメイトと交流を深めていく物語。

 同募金の配分で設置された「『足利流こども食堂』ふれ愛よこまち」の活動報告や、お楽しみ抽選会も予定し、ロビーでは、ハートショップ(市内障がい福祉サービス事業所)の物品販売を行う。

 同協議会地域福祉課の中西聖さんは「映画を通して『違いを認め合って共に生きる』ことを考えてほしい。募金が身近なところで活用されていることを知ってほしい」と話す。

 開場12時、イベントは12時30分~15時45分。定員246人。入場料は500円(当日券なし)で、売上は全て同募金に寄付され「足利流こども食堂」設置のために活用される。

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