男子バスケ・Bリーグの「宇都宮ブレックス（以下、ブレックス）」のプレシーズンゲーム（PSG）が9月4日、足利市民体育館（足利市大橋町）で行われた。

2021-22シーズンは「BEYOND（ビヨンド）」のスローガンの下で戦う

　ブレックスは昨シーズン全60試合を戦い抜き、49勝11敗のリーグ最高勝率、4季ぶりに東地区優勝を果たした。Bリーグ年間王者を決めるチャンピオンシップ ファイナルでは4季ぶりに決勝に進出し、準優勝の成績を収めた。

　当初は有観客で4日・5日の2日間にわたり開催する予定だったが、緊急事態宣言を受け、5日の試合は中止が決定。4日のみ無観客で開催し、動画配信サービス「バスケットLIVE」で配信した。コロナ感染拡大により18日・19日に予定していたTKCいちごアリーナ（鹿沼市）でのPSGも中止となり、同試合が今季唯一のホーム開催でのPSGとなった。

　対戦相手はB2「仙台89ERS（ナイナーズ、宮城県仙台市）」。立ち上がりから仙台の激しい守備に苦しみ、第1クオーター（Q）、第2Q共にリードを許し19-36で前半を終える。後半は守備から流れを取り戻し、第3Q終盤には8点差まで追い上げるも、第4Qで再び突き放され56-72で敗れた。

　試合後、安齋竜三ヘッドコーチは「まだ始まったばかりなので、いろいろと課題も出てくる。しっかりと修正しながら開幕に向けてやっていきたい。この経験を次のゲームにつなげていければ」と前を向く。

　次のPSGは、越谷市立総合体育館（埼玉県越谷市）会場の「秋田ノーザンハピネッツ」戦と「越谷アルファーズ」戦、沖縄アリーナ（沖縄県沖縄市）で行われる「琉球ゴールデンキングス」戦を予定。10月1日・2日、ホームのブレックスアリーナ宇都宮（宇都宮市）に「群馬クレインサンダーズ」（群馬県太田市）を迎え、開幕戦を戦う。