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足利学校でカルガモのひな10匹誕生 泳ぐ姿、道行く人に見守られ

親ガモが離れたひなを呼び集める姿も

親ガモが離れたひなを呼び集める姿も

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 史跡足利学校(足利市昌平町)の堀でカルガモのひな10羽が誕生したのを6月7日、職員が確認した。

元気に泳ぐひな

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 同史跡では毎年この時期、生まれたばかりのひなを連れたカルガモ親子の姿を見ることができる。7日の昼ごろ、巡回していた職員により国道293号沿いの堀北東付近で確認された。昨年より1週間遅いという。

 堀は「おかめ笹」に覆われており、どこで産卵したのかは分かっていない。過去に職員が卵を発見したことによりカルガモが子育てを中断してしまった経験があるため、この時期は史跡内の草刈りにも気を使っているという。第一発見者の職員、戸田明美さんは「そろそろでは、といつでも写真が撮れるよう準備して巡回していた。毎年話題にしていただくので、皆さんで見守っていただければ。いい動画が撮れれば今年も配信を検討している」と話す。

 カルガモ親子の姿を一目見ようと、通行中に足を止める人の姿も見られた。群馬県邑楽町から来た女性は「毎年見に来ている。一昨年は4月と早い出産だったので、今年もその頃からずっとインターネットでチェックしていた。すぐに大きくなってしまうので早いうちに来たかった。本当にかわいい」とカメラを向けてカルガモ親子を撮影していた。

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