学童野球チーム「足利南クラブ」が「第52回栃木県学童軟式野球大会」で初優勝を果たし、12月3日、早川尚秀足利市長を表敬訪問した。

緊張しながらも、時折笑顔を見せる選手たち

　新型コロナの影響で昨年中止となり、2年ぶりの開催となった同大会は、10月16日に開幕し、地区予選を勝ち抜いた128チームが戦いを繰り広げた。決勝は11月14日に小山運動公園本球場（小山市向野）で行われ、「足利南クラブ」が5-1で「簗瀬スポーツ」（宇都宮）を下し、初優勝を飾った。

　当日は、監督、コーチ、選手らが表敬訪問に訪れ優勝を報告。冨永善三監督は「昨年はコロナ禍で悲しい思いをし、今年も自粛や延期など活動制限がありながらも、子どもたちと大人がひとつになってチャンピオンチームになれたことをうれしく思う」と話した。

　早川市長は「コロナで練習や大会が思うようにいかないこともたくさんある中で、くじけずに目標に向かって頑張ってきたことを、大人の我々も見習わなければいけない。これからも次の目標に向かって大きく羽ばたいてほしい」とねぎらった。

　大会を終えて、主将の小島颯人くんは「春の大会で悔しい思いをして、そこから厳しい練習をしてきた。6年生最後の大会で、力を合わせて優勝できたのでとてもうれしかった」と感想を話した。