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足利で「路地まちアートランブル」 点在する18会場に30組の作家のアートを展示

足利叢林に展示された小沢智恵子さんの作品

足利叢林に展示された小沢智恵子さんの作品

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 足利でアートイベント「路地まちアートランブル2023」が10月28日、始まった。

伊藤七男さんの作品は「クラウド」をテーマに

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 市内の「路地」を主な舞台に、ガイドブックを手に町を散策し、点在するアート作品を鑑賞して回るイベントで2回目の開催となる。足利商工会議所(足利市通3)、大島毛織(通5)、茂右衛門蔵(大門通)、樹覚寺(本城3)のほか、歴史ある古民家や建造物、寺、ギャラリーなど18会場で行う。

 今回は、28日から始まった夜景観光イベント「足利灯り物語2023」とコラボレーションし、旧今井医院(昌平町)などの5会場では夜間の展示も行う。

 作品展示は、市内外のアーティスト30組が参加。テーマ「アートで人と町を考える!」に沿った絵画や立体、インスタレーションなどの作品を展開する。併せて「路地まち7セレクション」として、音楽演奏やパフォーマンス、座談会など7つのライブイベントを企画する。

 同イベント実行委員長で出品アーティストでもある小沢智恵子さんは「アーティストらが『足利という町』を思い、会場の『場の雰囲気』を意識したことで、場所とアートが融合した展示となっていることが大きな魅力。『アートの祭り』として、今後も長く続けていきたい」と展望を話す。

 市内在住の60歳男性は「ニュースでこのイベントを知り、興味を持った。さまざまな人が行き交う町の中を、アートを訪ねて自分のペースで散策するのが楽しい」と話す。

 開催時間は10時~16時(一部会場は20時まで)。各会場での作品鑑賞にはパスポート(会期中有効)が必要。料金は800円(高校生以下無料)。ライブイベントは電話(TEL 080-1171-5562)で事前予約が必要で、料金はイベントにより異なる。11月5日15時まで。

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