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「足利スターレーン」が55周年 世代超えたコミュニケーションの場に

フロント上下階に各20レーン、計40レーンを設置する

フロント上下階に各20レーン、計40レーンを設置する

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 足利のボウリング場「足利スターレーン」(足利市田中町、TEL 0284-71-1311)が2月23日、55周年を迎えた。

足利スターレーン 佐藤文夫支配人

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 1968(昭和43)年に開業した施設。ボウリング40レーンを設置し、24畳のパーティールーム、卓球場を備える。昨年10月に行われた「いちご一会とちぎ国体」ではボウリング会場として利用された。

 同施設の佐藤文夫支配人は、学生時代にボウリング場でアルバイトをしたことがきっかけで、就職した。以来35年、ボウリングブームやバブル景気の全盛期の様子、現在に至るまで、ボウリング場の変化を肌で感じてきたという。「会員さんたちと交流を深め、一緒に年を重ねてきたという思い。コロナ禍も、会員の皆さんの利用もあり、それほどには影響を受けず、乗り越えてこられた」と振り返る。

 同施設の特徴として、地域に密着した営業で、企業の予約や育成会の子どもたちの定期利用も多いという。子どもも楽しめるようにと、ノーガーターレーンや投球補助台を備え、5ポンドからの軽量のボールや、小さいサイズのシューズも用意する。「年齢に関わらずボウリングに触れるきっかけになれば」と10年前から初心者向けにボウリング教室を開いている。

 23日は、プロボウラーの山谷新也さんと藤井信人さんを招いての記念大会「足利スターレーン55周年記念 ダブルプロチャレンジマッチ」を行い、78人が参加した。子どもに向けたキャンペーンとして、3月31日まで、中学生以下の2ゲーム以上の有料利用者に景品が当たる「ガチャガチャ祭り」を開催している。

 佐藤さんは「皆さんのおかげで55周年を無事迎えることができた。ボウリングは天候を問わずに体を動かせるスポーツ。仲間とコミュニケーションが取れる楽しみに加え、子どもからお年寄りまで、3世代で楽しむこともできるのが魅力。これからも地域密着で営業し、世代を超えて皆さんに楽しい場を提供できれば」と話す。

 営業時間は9時50分~22時50分(最終受け付けは22時、土曜・日曜・祝日は8時50分~)。

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