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足利に総菜店「Neconote」 一念発起し夫婦で開業、一手間かけたおかずを販売

「Neconote」戸根木さん夫婦

「Neconote」戸根木さん夫婦

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 テークアウトの総菜店「Neconote(ねこのて)」(足利市朝倉町、TEL 070-8357-7048)がオープンして1カ月がたった。

国産和牛わっぱ弁当

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 店主の戸根木裕明(ひろあき)さん、妻の由佳さんは共に足利出身。共に会社員として勤務していたが、料理好きだった裕明さんの「いつか店を持ちたい、後悔しないために今やりたいことをやろう」との思いで一念発起。夢を実現するため独学でメニューを開発し、1月26日にオープンした。店名には、2人が猫好きであることと、「猫の手も借りたいほど、忙しい人たちの力になりたい」という思いが込められている。

 食品添加物や化学調味料をできるだけ使わず、素材本来のおいしさを生かすことにこだわる同店。 「いろいろなメニューを食べてもらえるように」と、日によって仕入れ内容を変えている。看板商品の「わっぱ弁当」(972円)も中身とソースは日替わり。低温調理で鶏胸肉や柔らかく仕上げた「国産鶏ハム」(712円)、オリジナルのピーマンソースを使った「国産豚のソテー」(961円)など、さまざまなおかずを並べる。購入した弁当をその場でも食べられるよう、店内にはイートインスペースも設ける。

 由佳さんは「みそ汁をだしから作った時に、子どもがたくさん食べ、お代わりまでしてくれた。一手間かけて作った料理は相手に伝わる。自宅では料理に時間をかけることが難しいかもしれないが、店で提供することで、そのおいしさを伝えたい家で外食気分を味わえるように、ちょっとおしゃれな総菜を提供している。街のお総菜屋さんとして、まずは気軽に来てもらえれば」と笑顔で話す。

 営業時間は11時30分~14時、15時30分~19時。日曜・祝日定休。

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