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足利市制100周年記念式典 100年企業、功労者の表彰も

式辞を読む早川尚秀足利市長

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 足利市の市制100周年記念式典が2月6日、足利市民プラザ文化ホール(足利市朝倉町)で行われた。

第二中2年の田代誠一郎さん、第三中2年の大杉里桜さん(1部)

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 足利市は1921(大正10)年、宇都宮市に続いて栃木県内2番目に市制が施行され、2021年1月1日、市制100周年を迎えた。

 式典は午前・午後の2部に分けて開かれ、来賓、表彰対象者など、2部で合わせて約800人が出席。足利市内で100年以上営業する53事業者、市の公益に関わった功労者560人へ表彰が行われた。

 式典に先立ち、市制100周年記念事業の「レディオベリー中学生ラジオチャレンジ」でラジオ番組を制作した市立第二中学校2年の田代誠一郎さん、第三中学校2年の大杉里桜さんが「未来の足利へ紡ぐ想(おも)い」として、「次の100年に向かって温故知新の心構えで何事にも挑戦していきたい」と朗読した。

 式典は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定されていた八木節などのオープニングが中止に。大正時代末期の織物産業の歴史を振り返る映像から始まり、市にゆかりのある著名人による動画メッセージの上映の後、来場者は声を出さず万歳三唱し、式が締めくくられた。

 早川尚秀足利市長は「子どもも、若者も高齢者も自分のやりたいことに挑戦できる街を目指し、英知と創造性を知性に反映させ新たな未来へ向かって全力を傾けていく」と式辞を述べた。

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