足利市雪輪町の空き地に「どこでもドア」が設置された。
同市でイベント運営などを行う「あしかがまちなか探検隊」が、足利ミッドタウン商店会のテークアウト事業「北仲路地裏ウォーク」のイベント期間にあわせて行う。イベント参加者がテークアウトしたフードメニュなどを飲食するため、テーブルが設置されている空き地にドアが設置され、来場者を楽しませている。
ドアは、15日から開催される「あしかがアートクロス」で使われる空き家から、廃材となったドアを運び出したという。漫画「ドラえもん」の秘密道具をイメージし、北仲通りの商店の子どもたちが色を塗った。
ドアを設置した同隊の柏瀬誠さんは「ちょうどドアが廃材で出たので空き地にあったらおもしろいと思った」と話す。空き地で遊ぶ小学生からは「ドアの向こうに行ったけど景色が変わらなかった」「他のところに行けないのは残念だけど、楽しかった」と声が聞かれた。
設置は5日まで。