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足利で若手飲食店経営者らが商店会を結成 街なかの活性化目指す

ミッドタウン商店会のメンバー

ミッドタウン商店会のメンバー

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 足利市北仲通りの若手飲食店経営者らが「足利ミッドタウン商店会」を設立した。

肩を組む商店会の役員(左から瀧川翔一さん、泉賢一さん、梁川健人さん、木村勲武さん)

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 会長は「和泉屋」(足利市通3)店主の泉賢一さん。副会長を「八蔵」(家富町)の梁川健人さん、会計を「たびするおでんもっくもっく」(巴町)の木村勲武さん、理事を「美川」(巴町)の瀧川翔一さんが務める。北仲通を中心に8店が商店会に加入。そのうち4店がUターンで足利へ移住し出店している。同会は商工会などには所属せず、任意団体として活動していく。

 発足のきっかけは木村さんが主催して行っていた草むしり。2018(平成30)年9月から年2~3回のペースで行っている。泉さんは若い経営者らが仲良く草むしりをしているのを見て「この人たちと何かやりたいと思った」と言う。梁川さんは「会の目的は北仲から足利を盛り上げること。『何かやりたい』『面白いことがしたい』という人のプラットホームになれたら。『何かやりたい』を実現できる商店会にしたい」と話す。

 5月3日にはオープンイベントとして「kitanaka mall(キタナカモール)」を開催する。「もっくもっく」隣の空き地と隣接する古民家「柳田邸」を利用し、ワークショップや物販、飲食などが楽しめるイベントを予定している。4月から限定販売する「WATARASE ALE(ワタラセエール)」を生ビールで販売するのが目玉の一つだという。

 泉さんは「設立メンバーは飲食店経営者が多い。今後は別の業種の人が加入してくれることで、もっとイベントの広がりが持てる。より楽しんでもらえるイベントを継続してやっていきたい。イベントを通じて思いのある人が集まれば」と期待を込める。

※上記イベントは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染症対策により来春に延期となりました。

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