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足利で没後初の「長重之展」 生前最後の作品や展示機会の少なかった作品も

「ピックポケット」シリーズの「ピックポケット2019」。入り口向かって左側の壁に展示

「ピックポケット」シリーズの「ピックポケット2019」。入り口向かって左側の壁に展示

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 「長重之展」が1月22日、「artspace&cafe」(足利市通2、TEL 0284-82-9172)で始まった。

作家・長重之さんの画像(写真提供=rin art association)

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 長重之さんは1935(昭和10)年、東京都生まれ。小学生の時に父親の故郷足利市に移住し、独学で絵画を描き始めた。高校卒業後、同市のガス会社でボイラー技師として勤務。その頃描いた「火夫(かふ)」を、1962(昭和37)年の「第14回読売アンデパンダン展」などへ出品し作家デビューした。2018(平成30)年に足利市立美術館(通2)で開かれた個展「渡良瀬川、福猿橋の土手」では、初期の作品を含む90点ほどを展示。今回が、昨年7月に長さんが没して以来初の展覧会となる。

 同展では、代表作の「ピックポケット」「視床」シリーズを含む1959(昭和34)年~2019年の18点を展示している。使われた画材は油彩、アクリル、ペインティング、レリーフ、ドローイングなど。長さんが生前最後に手掛けた黄色い「ピックポケット」(100号サイズ)や、これまで展示機会の少なかった床置きの「視床」なども見ることができる。

 今回、作品のコーディネーターを務めた高野順一郎さんは「生前ご縁のある方や作品を初めて見る方にも、改めて長さんの作品を見ていただきたいと思っていた。長さんの追悼も含め、足利市立美術館でも特別展示することになった」と話す。

 artspace&cafeの営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休(祝日の場合は営業、翌日定休)。2月16日まで。1月25日~2月9日は足利市立美術館特別展示室で、1962(昭和37)年制作の「火夫」のシリーズ10点(美術館所蔵)など初期作品を含む企画展を開催。

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