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「長重之展-渡良瀬川、福猿橋の土手」 足利市立美術館で企画展

「ピックポケット」と初期の絵画

「ピックポケット」と初期の絵画

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 足利市立美術館(足利市通2)で9月15日、企画展「長重之展-渡良瀬川、福猿橋の土手」が始まった。

「ピックポケット」と茶室「物外軒」

 企画展のタイトルにある「渡良瀬川、福猿橋の土手」とは、長重之さん(1935年生まれ)の制作の拠点、アトリエ付近を示している。長さんは東京・日暮里に生まれ、9歳の時に父親の実家である足利・梁田に疎開して以来、足利を拠点として制作を続けてきた。高校時代から約70年に及ぶ制作活動を、自身は「地図を描いてきた」と話す。

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 同展では、長さんの初期の作品から最新作までの絵画・制作・インスタレーション・資料など約90点と、長さんの父・地元の師友の作品約20点を見ることができる。関連プログラムとして「長重之もの・かたり」が期間中の土曜日、5回にわたり企画。長さんがゲストと共に「もの」(=作品)について語る。

 大森哲也館長は、「10代でスタートし、約70年にわたる長さんの制作の軌跡を鑑賞できる展示。表現のスタイルは変化しても、制作活動をやり抜き通す情熱が長さんにはある。美術館を訪れる人に、一つのことをやり通す情熱・原動力を感じてもらえれば」と話す。

 開館時間は10時~18時。月曜休館(9月17日・24日、10月8日は開館、9月18日・25日、10月9日は休館)。観覧料は、一般=600円、高校・大学生=400円、中学生以下無料。11月4日まで。