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足利の街中で「キタナカモール」 飲食店など18店舗が参加

キタナカモールメイン会場

キタナカモールメイン会場

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 足利市中心部の「北仲通り」で5月5日、「キタナカモール vol.02 こどもーる」が開催された。

(左から)足利ミッドタウン商店会泉賢一会長、梁川健人副会長

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 イベントを主催する足利ミッドタウン商店会は、2019年10月に北仲通りの若手飲食店経営者らが「足利を元気にしたい」という目的で発足。同会は2020年から活動の拠点としている北仲通りで買い物や食事、ものづくり体験のイベントを企画運営している。

 今回が3回目の開催で、子育て世代の同会メンバーが「親として子どもたちに何を伝えることができるか」を考え、子どもたちが主体となって商売の経験をする機会の場になればと企画したという。「喫茶 八蔵」(足利市大門通)の梁川健人副会長は「子どもたちが値段を付けたり、商品を仕入れたりと、商売の流れをこのイベントを通して楽しみながら学んでほしいと思った」と振り返る。

 会場は「たびするおでんもっくもっく」(巴町)の隣の空き地をメイン会場に、古民家「なべのそこ」(巴町)、「ゲストハウスわ家」(雪輪町)の東側の三軒長屋、北仲通り沿い空き地の計4会場を設け、市内飲食店など18店舗が参加した。

 子どもたちは「和泉屋」(通3)や「長谷川農場」(羽刈町)などの店舗で来店者の販売対応を担当し、「百花物語こども花教室」のワークショップでは作品づくりに悩んでいる幼児に声を掛け、アドバイスを送る様子が見られた。

 泉賢一会長は「子どもたちの笑顔が見られた良いイベントになったと思う。『足利って楽しい町だな』と思い出に残り、足利を好きになってくれたらうれしい。これからも仲間たちと話し合いながらイベントを続けていきたい」と話す。

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