足利に幼児、小学生向けの支援教室「ことばとえほんのおへや まんま」(足利市通3)が9月25日、オープンした。
代表の中島由貴子さんは足利市出身。大学卒業後、国家資格の言語聴覚士を取得し、足利市社会福祉協議会の「こども発達センター」で15年勤務した経歴を持つ。教室名の「まんま」は「ありのままを大切にしてほしい」という意味が込められている。
公共機関の特別支援教育は、「障害福祉サービス受給者証」を取得した上で「児童発達支援事業所」などの施設を利用する必要がある。中島さんは「障がいの有無で判断するのではなく、子どもの発達、読み書き、発語などに不安を感じる保護者が気軽に相談できる場所を作りたい」と教室のオープンを決めた。
教室は、読み、書きなどにおける個別指導(月5,500円~)をはじめ、子どもの発音の障がいや吃音(きつおん)、発達障がいに関する支援や保護者からの相談を受け付ける。「相談サロン」では、テーマに応じた悩みを通じた保護者の交流会を開く。日曜に不定期で「カード、ボードゲーム大会」(参加費550円)などのイベントを開催する。
中島さんは「習い事や塾といった感覚で気軽に遊びに来てほしい」と呼びかける。
開所時間は9時~18時。対象年齢は乳幼児から小学6年まで。イベント開催はインスタグラムで告知する。