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足利市議会の広報紙が全面リニューアル 発刊70周年の節目に

「しぎかいひろば」紙面

「しぎかいひろば」紙面

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 足利市議会の広報紙「しぎかいひろば」が、2月1日号から全面リニューアルした。

杉田光広報部会長、中島真弓広聴部会長、須田瑞穂副委員長、金子裕美委員長(左上から)

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 同紙は「議会時報」として1952(昭和27)年4月に創刊した。市の広報「あしかがみ」に挟む形での配布が2002(平成14)年5月に始まり、現在は2月、5月、8月、11月の年4回発行している。

 同紙を編集する広報広聴常任委員会は2019年12月、県内市議会で初めて、広報広聴を所管する常任委員会として発足。同委員会の常任委員会化、足利市制100周年、議会広報紙発刊70周年をきっかけに、市民に親しまれる広報紙を目指し、広報広聴常任委員らが紙面の見直しやリニューアルに向けて勉強会を行い、議論を重ね作成した。

 タイトルの「しぎかいひろば」は、一般公募で市民から寄せられた応募の中から選んだ。昨年からは表紙に公募のイラストや写真を掲載するほか、足利女子高校(有楽町)や足利高校(本城)の協力を得て題字や写真を採用するなど、リニューアルに向けて市民のアイデアを積極的に取り入れてきた。

 リニューアル後初となる2月1日号では、新たに見開きの特集ページを設け、各会派の代表者に議員自らがインタビューを行った記事を掲載。一般質問の記事では「ひと言」として、各議員の質問に込めた思いなどを載せた。読みやすさを意識したデザインにし、市民の声を掲載するなど、従来の内容に多くの変更を加えた。

 同委員会広報部会長の杉田光議員は「まだ完成ではなく、これからも市民の方の意見を頂きたい。試行錯誤しながら、出前授業やネット中継などの活動も絡め、市民の方により継続して見てもらえるよう良いものにしていきたい」と話す。

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