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足利市政100周年を祝うビール「あしたのみち」 2000本限定販売

「あしたのみち」ラベルは千葉大学の学生がデザインした

「あしたのみち」ラベルは千葉大学の学生がデザインした

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 足利市の市政100年を記念したクラフトビール「あしたのみち(足楽味千)」が7月1日から、限定販売される。

瓶詰作業をする千葉大学の学生

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 同ビールは、足利市出身で千葉大学大学院(千葉県千葉市)理学研究員の萩原学教授が発案した。足利市と同じく市政100周年を迎えた千葉市の両市を祝い、「潮風ブルーラボ」(千葉市中央区)、「幕張ブルワリー」(千葉市美浜区)と共同で開発・醸造した。

 ビールの原料の「押し麦」を「大麦工房ロア」(足利市大月町)が無償提供するなど、両市の企業・団体がプロジェクトを後押しした。売り上げの一部は足利山林火災の復旧支援に寄付される。学生の意見を取り入れながらアイデアを出し合い完成したビールは100周年を意味するホップ「センテニアル」を使う。

 ラベルのデザインを担当した同大4年の柴田晴香さんは「発売予定の7月の晴れた日に、足利市と千葉市、そして千葉大学をイメージしたキャラクターが仲良くビールを飲んでいるのがコンセプト。テーブルにはポテト入り焼きそばを置き、足利市をイメージして描いた女性には大麦を髪に飾り、細かい部分にもこだわった。ぜひ手に取って見てほしい」と呼び掛ける。

 萩原教授は「行動力、感性、思考力、人脈を育んでくれた場所。帰省の度に居心地の良さと感謝に包まれる。今回のプロジェクトは、足利市の仲間たち、特に山辺中学の同窓生に支えられた。コロナ禍が明けたら、仲間たちと飲みに行きたい」と話す。

 価格は650円(330ミリリットル)。市内では「大麦工房ロア 朝倉総本店」(朝倉町)、「酒道庵 武井酒店」(利保町)、「オレンジショップいいだ」(山下町)、「丸川屋」(通4)、「大黒屋酒店」(通3)、「佐川酒店」(家富町)、「なかむら」(堀込町)、「ワインショップ和泉屋」(通3)で取り扱う。限定2000本。

※2021/7/3 店舗名に一部誤りがありました。正しくは、「なかむら(堀込町)」です。訂正しお詫びいたします。

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