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足利のカフェで「飯山太陽展」 1年がかりで描いた作品も

飯山太陽さん。1年がかりで描き上げた作品「全てはこの瞬間のために。」の前で。

飯山太陽さん。1年がかりで描き上げた作品「全てはこの瞬間のために。」の前で。

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 イラスト画家、飯山太陽さんの作品展が2月20日、「artspace&cafe」(足利市通2)で始まった。

作品展の様子。飯山さんが作詞した言葉が天井から下げられている

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 飯山さんは中学校の美術部に所属していたことをきっかけに絵を本格的に描くようになり、その後も独学で絵を勉強してきた。作品を描く際は、自身が表現したい風景を一番うまく表すことができるという色鉛筆を主に使う。飯山さんは「細かいグラデーションを、たくさんの色と筆圧で調節しながら塗っていくのが一番自分に合っていた」と振り返る。

 2016(平成28)年の「SOMPO パラリンアート・サッカーアートコンテスト」では、「未来のサッカースタジアム」というタイトルで初出品しグランプリを受賞した。翌年には同コンテストで準グランプリを受賞。同年の「パラリンアート CYBERDYNE『人とロボットの未来』を描くデザインコンペ」では、最優秀賞を受賞した。

 今回の個展は2019年以来、2回目の開催となる。チラシに使った絵は、初めてアクリル絵の具を使い1年がかりで描いた作品で、実際の大きさは今までで一番大きいという。同展では、中学生から描き上げてきた作品や自作のギターなど計16点を展示する。期間中の2月27日には、飯山さん提供の楽曲などを、シンガーのSakiさんが歌うミニライブも予定している(要予約)。

 飯山さんは「例えどんな解釈であっても、来場した人が僕の作品を見て、『何でだろう』『何を表しているのだろう』と疑問を抱き、それぞれの正解を導き出してもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~18時(最終日は16時まで)。月曜・火曜定休(祝日の場合は営業し、翌日休み)。3月7日まで。

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