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足利で「川島直人水彩画作品展」 地元の風景や花など豊かな色彩で描く

細い筆で絵に色をのせる川島直人さんと見守る来場者

細い筆で絵に色をのせる川島直人さんと見守る来場者

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 「川島直人水彩画作品展」が10月5日、足利市民活動センター(足利市相生町)で始まった。

「“紫陽花”花火」(右上)や、ココファームを描いた作品も

 川島直人さんは足利市出身・在住の27歳。中学2年のときに水彩画と出合って以来、発達障がいを抱えながら、生まれ育った地元の風景、花や自然などをモチーフに創作を続けている。0.05ミリのペンを使って描いた下絵に、水彩絵の具を調色しながら少しずつ細い筆でのせていくことで、色彩豊かな絵を描き上げる。1年に仕上げる枚数は4~5枚ほど。会社員として働く傍ら、帰宅後の1時間30分程度を制作に充てているという。

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 同施設での展示は今回で11回目。「桜色の春」「何気ない日々」のほか、新型コロナウイルスの影響で足利花火大会などのイベントが中止となり残念に思う人に『絵を見ることで元気になってほしい』という思いを込め描いた「“紫陽花”花火」など、新作を含む23点の作品を展示する。

 初日の5日は川島さんが来場し、実際に制作を行った。会場では、絵に色をのせていく過程を熱心に見守る来場者の姿が見られた。

 会場で案内役も務める母親の知子さんは「コロナの影響で不安な気持ちになり、季節を肌で感じることなく時間がたってしまったと感じる人もいるかもしれない。『人と人とのつながり』や『過ぎ去った季節』を、直人の絵を通じて感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は休館。最終日は15時まで)。今月15日まで。