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足利にクレープ店「デイリーフレッシュ」 閉店した思い出の味を再現

「デイリーファーム」と同じ包装紙を使用している「デイリーフレッシュ」のクレープ

「デイリーファーム」と同じ包装紙を使用している「デイリーフレッシュ」のクレープ

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 クレープ店「デイリーフレッシュ」(足利市井草町)が2月19日、オープンした。

「デイリーフレッシュ」の外観

 店主の田淵三馬(かずま)さんは島根県松江市出身。東京都内で就職したが、30年ほど前「妻の地元の足利で子育てしたい」と家族で足利に移住した。当時から子どもと足繁く通ったクレープ店「デイリーファーム」が2018(平成30年)年に閉店。市内外から閉店を惜しむ声が多く寄せられる中、田淵さん家族も同店の閉店を寂しく感じていた。

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 2020年に会社を退職した田淵さんは、引退後に自分ができることはないかと模索していたところ、「デイリーファーム」の店主と知り合う。田淵さんは「移り住んで世話になった足利に恩返しがしたい。家族で食べた忘れられない味を後世に残したい」と何度も熱意を伝え続け、店主からの味やトッピングを学ぶことに。デイリーファームのパリッとした薄い生地が焼けるよう何度も試行錯誤を繰り返した。田淵さんは「試作で一生分のクレープを食べたのでは」と笑う。

 オープン当日、開店前から並んでいた足利出身の夫婦は、「デイリーファームは思い出の味。インスタグラムを見て、オープンを心待ちにしていた」と笑顔を見せた。通りがかった女性は「何の行列だろうと思ったら、デイリーファームのご主人がいらっしゃって納得した。今度クレープを食べてみたい」と話した。

 しばらくは、『デイリーファーム』のメニューを基本に販売し、今後はオリジナルのメニューを少しずつ増やしていくという。田淵さんは「若い世代や『デイリーファーム』を知らない人にとって思い出の店になれるよう、長く愛される店にしたい。足利で長く愛された『デイリーファーム』の歴史を未来に残したい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時30分~18時30分。水曜定休。

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