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足利市立図書館で「ウォーム&リサイクル市」 不要になった子どもの本をシェア

足利市環境政策課の小此木さん

足利市環境政策課の小此木さん

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 「ウォームシェア&リサイクル市」が12月24日、足利市立図書館(足利市有楽町)で始まった。

楽しく過ごしてもらえるよう塗り絵コーナーも

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 「ウォームシェア」とは、家庭の暖房を消し、公共施設や商業施設などの暖かい場所に集まってみんなで過ごそうという省エネの取り組みで、2016年に始まり本年度で4回目となる。市立図書館に足を運んでもらうことで気軽に節電に取り組んでもらうのが目的。期間中はウォームシェアに関するパネルの展示や、子ども向けに「たかうじ君」のオリジナル塗り絵を用意する。

 家庭で不要になった子どもの本を持ち寄り、好きな本を持ち帰ることができる「リサイクル市」も開催。12月24日~28日(26日を除く)は、不要になった子ども向けの本(雑誌や漫画、傷みが激しいものは除く)を集める。持ち寄った本は、図書館奥、カウンター付近に設置された専用ボックスに入れてもらう仕組み。2020年1月9日からは持ち帰り期間となる。

 大掃除の時期に重なることもあってか、昨年は幼児向けの本から小・中学生を対象としたファンタジー、課題図書、参考書などを含め、400冊を超える本が集まった。進学して読まなくなった本をまとめて持ってきた親子もいたという。

 足利市環境政策課の小此木(おこのぎ)也実さんは「このイベントで、ウォームシェアのことを皆さんによく知ってもらい、省エネに取り組んでもらえたらと思う。思い出の詰まった本を、ただ捨ててしまうのではなく、譲ることで、資源を大切にし、誰かに喜んでもらうことができる活動になる」と参加を呼び掛ける。

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