第11回「麦わらぼうしフェスタ」が11月3日、栃木県産の小麦粉を中心に扱う製粉会社「笠原産業」(足利市福居町、TEL 0284-71-3181)で開かれ、約1700人(主催者発表)が訪れた。
担当の伊藤さん(右)。12時過ぎには売り切れとなったチヂミのテントの前で
国産小麦の消費拡大を目指す「麦わらぼうしの会」が主催。会に賛同する企業が、市内外から参加して試食販売や小麦製品の料理教室などを行う。同社新社屋内の「キッチンこむぎ」では、「オリジナルピザ作り」の体験会を初めて開いた。
いとこで体験会に参加した諏訪妃央里(ひより)さんと市川瑛南(えな)さんは「好きな具材でオリジナルピザが作れて楽しかった。来年もやっていたら参加したい」と話した。
今年の試食販売コーナーには、過去最多の20店が参加。人が1人通るのもやっとというほど混み合うブースもあった。チヂミを販売するテントにも「行列がすごいから諦めた」と言う人がいたほど長い列ができ、12時過ぎには売り切れる盛況ぶりを見せた。
担当の伊藤智博さんは「地域の方やさまざまな方の協力により、無事開催することができた。まだまだいろいろなイベントを考えているので、来年はもっとレベルアップしたイベントになるようにしたい」と意気込みを見せる。