食べる 暮らす・働く

足利に「子どもの居場所OZ」 子どもが子どもらしくいられる場所を

杉板を貼った「子どもの居場所」がそのまま「こども食堂」になる

杉板を貼った「子どもの居場所」がそのまま「こども食堂」になる

  •  
  •  

 「子どもの居場所OZ」(連絡先TEL 070-5080-6258)が10月26日、吉田醫院内(足利市江川町)で活動を始めた。

「子どもの居場所OZ」・「魔女の台所」代表の関口有子さん(左)

 「家庭でもなく、学校でもなく、子どもが子どもらしく過ごせる場所があれば…」と以前から考えていたという代表の関口有子さん。「自分の中で温めていた思いが、いろいろな方のアドバイスや協力、仲間たちの力を借りて現実になった。来た方が一休みして自分の良い所や力に気付き、自分の道をまた進んで行けるように『オズの魔法使い』から『OZ』と名付けた」と話す。8月に同院の一室に会場が決まってからは、印刷物を作成するなど周知活動を始めた。子どもが過ごすフロアに杉板を貼る工事は自分たちの手で行った。杉板の資金はクラウドファンディングで集めるなどして準備を進めてきたという。

[広告]

 同日、月1回開催の「こども食堂・魔女の台所」もスタート。この日はハロウィーンパーティーも同時に開き、昼ごろからたくさんの親子や仮装した子どもたち、お年寄りなどでにぎわった。準備した大皿のコロッケや手羽先、差し入れのふかしたサツマイモなどが並び、それぞれが取り分けた食事を会話しながらゆっくり楽しむ姿が見られた。市内から親子で来たという塩田里沙さんは「ママ友から聞いて知った。テレビなどで見たことはあるが、足利にこども食堂ができると聞いて来てみたいと思った」と話していた。関口さんは「市内では初の『子どもの居場所』をオープンできてうれしい。ゆくゆくは子どもを中心とした地域コミュニケーションの拠点の一つとして学校の長期休暇中なども対応できたら」と話す。

 開場は毎週土曜の9時~16時。「こども食堂」開催は毎月第4土曜の12時~15時。子どもは無料(16歳以上は500円)。

  • はてなブックマークに追加