上智大学STP(サマー・ティーチング・プログラム)が8月2日、足利市生涯学習センター(足利市相生町1)で始まった。
上智大学外国語学部英語学科のボランティアサークルが、小学5年~中学3年を対象に英語を学ぶ楽しさを伝えるために活動する同プログラムは、夏休み期間を活用して開いている。本年度は100人が参加する。足利での開催は今年で14年目だが、50年近い歴史を持つ開催地もある。毎年多くの応募があり、参加者のリピーター率も高い。
今年は上智大学STPの27人が、プログラム期間を通して学年ごとに分けられた8つのクラスを受け持つ。クラスごとに独自に作成したテキストを使い、授業の構成も担当のチームで決定する。英語学習のほか、希望制の選択授業(工作・実験・ゲームなど)やアクティビティー(映画鑑賞・歌・運動)もあり、英語または英語圏の文化に触れる内容で、子どもたちが楽しみながら英語に親しめるよう工夫している。
プログラムチーフの福田太郎さんは「子どもたちに会うのを楽しみに毎週ミーティングを重ねてきた。英語の楽しさを伝えるという目的で活動しているが、子どもたちが活動を楽しんでくれている、と感じられる時は本当にうれしい」と話す。
8月9日まで。