2025年の新年を迎え「大日尊鑁阿寺(ばんなじ)」(足利市家富町)は初詣客でにぎわった。
2013(平成25)年に本堂が国宝指定された同寺には、毎年多くの初詣客が訪れる。三が日最終日となった1月3日も多くの参拝客が訪れ、本堂へ向かう参道に行列ができた。
境内には露店が並び「大日茶屋」の足利シュウマイなど地元ならではの食べ物を買い求める列もできた。多宝塔の前では「たかうじ市」などで活動する「おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」が参拝客を出迎え、写真撮影する人の姿も見られた。
市内から家族と参拝した30代女性は「コロナ禍で子どもが小さいこともあり、今日が3年ぶりの初詣。健康をお祈りした」と話した。