足利の小学生ゲームチーム「カメラパンチ」が4月30日、幕張メッセ(千葉市)で行われたスプラトゥーン甲子園2023関東地区大会2日目に出場した。
世界販売数1000万本以上というニンテンドースイッチの人気ゲーム「スプラトゥーン3」を使った同大会。4人1組の1チームで参加し、2チームで競う。6度目の大会となる今回は「初の全国大会」として、4月29日の関東地区大会1日目を皮切りに、北海道、東海、近畿、九州の全5地区とオンライン大会で予選が行われ、12月に全国決勝大会が行われる。新たに小学生以下限定の「小学生チーム部門」が設けられた。
同チームは桜小学校(足利市千歳町)6年生4人の男女混成チーム。メンバーの中には、保育園からのクラスメートもいるという。大会出場は事前応募による抽選制。4月6日に当選の連絡を受けた同チームは約1カ月間、学校でオンライン練習時間を話し合い、「初戦突破」を目標にそれぞれの自宅でチームプレイの練習を重ねてきた。
初戦の予選Eブロック1回戦ではチーム「たこひめみかんくん」と対戦。健闘したものの977ポイント-1274ポイントで敗れ、初戦突破はかなわなかった。
チームリーダーの「春」さんは「他チームが同じ小学生なのに想像以上に上手で驚いた。来年は小学生部門に出場できないので、一般部門に向けて練習したい。クラスメート4人で出られて小学生時代のいい思い出ができた」と話す。
メンバー「だいえい」さんの父親は「小学校最後の年に大切な仲間と最高の思い出を作ることができたと思う。結果は目標達成といかなかったが、この悔しさをバネに残りの小学校生活に生かしてほしい」とエールを送る。