5月で3周年を迎えた古民家カフェ「茶房のの」(足利市八幡町、TEL 0284-55-6784)が6月4日、キッチン増築を終え、営業を再開した。
店主の室井恵子さんは足利出身。空き家となった築70年の実家を改装し、2019年5月1日、古民家カフェとしてオープンした。
同店は、新型コロナウイルスの流行で1周年を迎える前に休業を余儀なくされた。一時は閉店も考えたが、2020年10月には甘味処として営業を再開し、「お部屋貸し」「チマチョゴリ試着」サービスなども始めた。コロナの影響で休業と営業再開を繰り返しながらも、カウンターを設置するなど、コロナ禍での営業スタイルを試行錯誤してきた。
室井さん行きつけだった市外の飲食店から新たなシェフを迎え、今年1月、週2日限定でランチを再開。本格的なランチ営業再開に向け、5月30日から6月3日までキッチンをリフォームし、6月4日、全ての営業日でランチメニューの提供を始めた。
メニューは「おりひめ御膳」「おりひめランチ」「ののカレー」のほか、1日2セット限定の「おひとりさまアフタヌーンティー」や、夏季限定の「茶房のの特製かき氷 味くらべ」などの甘味も取りそろえる。メニューは今後徐々に増やしていく予定だという。
室井さんは「これからは夜も営業していく予定。夜のライトアップなど、昼間とは違う店の雰囲気も味わってほしい」と話す。
営業時間は11時30分~19時。木曜・金曜定休。駐車場8台。