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足利で成人式 コロナ禍で時間短縮、新成人1160人参加

あいさつする早川尚秀足利市長

あいさつする早川尚秀足利市長

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 足利市成人式が1月9日、「栃木県南部地域地場産業振興センター」(足利市田中町)など9会場で行われた。

新成人代表が「誓いのことば」を朗読

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 対象となったのは平成13(2001)年4月2日~平成14(2002)年4月1日生まれの新成人1422人。式典は感染症対策のため余興などは行わずに時間を短縮して開催し、式典後の会食は控えるようアナウンスも行った。

 市内9会場には振り袖やスーツ姿の新成人1160人が出席した。同センターでは山辺・矢場川地区の208人が、旧友との再会にマスク越しの会話を弾ませた。

 早川尚秀足利市長は「過去から現在そして未来へとつながる足利市の姿を共に考え、まちづくりに力を貸してほしい」とあいさつ。新成人代表の平谷大和さんは「これまでに出会った方々に感謝の気持ちと本日の感動を忘れることなく、これからの人生を力強く歩んでいきたい」と「誓いの言葉」を朗読した。

 式典開始前の午前中は、新成人無料開放の足利学校や鑁阿寺へ着物姿で写真撮影に訪れる新成人の姿が多く見られた。親子で撮影していた協和中出身の岡村誓子さんは「20歳を迎えるまではあっという間だったが、成人となりうれしい。同窓会は無いという連絡が生徒会長から来たので、友達と2人で食事に行く」と話していた。

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