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足利のカフェで知的障がい者施設「ルンビニー園」企画展 アート作品30点展示

アートディレクターを務める篠崎孝司(たかつかさ)さん

アートディレクターを務める篠崎孝司(たかつかさ)さん

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 知的障がい者施設「ルンビニー園」(樺崎町)の絵師たちによる企画展「TAO VI(タオシックス)」が8月25日、ギャラリー「artspace & cafe」(足利市通2、TEL 0284-82-9172)で始まった。

通所者による作品(左側2列)や折り紙を用いた作品(中央)も

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 同園の美術班は、知的障がいを「障害」とするのではなく、一つの「個性」と捉え、毎週2回、アトリエで制作に取り組んでいる。1999(平成11)年から、さまざまなギャラリーで展覧会を開いてきた。老子の説く「道(TAO)」をタイトルにした展示は、「宇宙の根源、エネルギー」「全てが生まれ、帰っていくところ」という意味を込め、今回で6回目となる。

 同展は、「樺崎町の絵師たち」と名付けられた美術班のメンバー10人と通所者4人による作品約30点を展示する。サインペンやアクリル絵の具など、多様な画材で描かれた大小の絵画のほか、折り紙を用いたもの、新聞などの細かい切り抜きとガムテープで構成された作品など、個性豊かな作品が並ぶ。絵師たちの活動に寄り添い、画材などの提案やアドバイスを行うアートディレクターの篠崎孝司(たかつかさ)さんが選定を行い、より作品が映えるよう額装も手掛けた。

 篠崎さんは「彼らの、真摯(しんし)に制作に向き合い没頭している姿は、他の芸術家と変わるところのない『絵師たち』だと考える。日常で言葉にできないような感情を抱えている人も、彼らの生き生きとした作品と向き合うことで、何かに気付く力を得、感性を見つめ直すきっかけになるのでは」と話す。

 営業時間は11時~18時(最終日は16時まで)。月曜・火曜定休(祝日は営業、翌日休)。9月12日まで。会期中予定されていたライブパフォーマンス「太古の響き」は緊急事態宣言を受け中止。

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