足利市の令和3年成人式延期によるレンタル衣装キャンセル料の助成金申請が2月1日、始まった。
市は今年1月10日に予定していた成人式を10月31日に延期した。生涯学習課担当者は「『新型コロナでやむなく延期となった新成人を助成したい』という声が役所内で上がり、県内では宇都宮市、小山市に次いでの助成金交付決定となった。当市では10月の延期後まで対応できるよう長めに期間を設定している」と話す。同市の新成人は約1400人で、助成件数は300人を見込んでいる。
助成は、令和3年成人式の対象者である新成人が式に出席するため衣装をレンタルした場合の支払いが対象となる。助成するのは支払ったキャンセル料、または返還されなかったレンタル料相当額の2分の1で、上限は3万円。
申請は所定の申請書と、衣装申込・料金の支払い・キャンセル料の支払いを確認できる書類(いずれもコピー可)、振り込み希望の通帳またはキャッシュカードの写しを添えて、足利市教育委員会事務局生涯学習課青少年センターまで郵送する。
申請書は市ホームページ、同センターで入手できる。受け付けは12月28日まで。