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足利学校の寒紅梅 昨年より1カ月早い開花 見頃は1月上旬まで

「学校門」をバックに開花したばかりの寒紅梅(12月15日撮影)

「学校門」をバックに開花したばかりの寒紅梅(12月15日撮影)

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 史跡足利学校(足利市昌平町)の寒紅梅が12月14日、開花した。昨年より1カ月早い開花となる。

「学校門」右の寒紅梅(12月15日撮影)

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 日本最古の学校といわれる同史跡は、多くの人が訪れる足利市の観光名所となっている。1668(寛文8)年に創建された「学校門」に向かって東側の寒紅梅は、樹齢約 46年、高さ約5メートルほど。12月14日に施設職員が5~10輪程度の開花を確認した。開花が早まったため、見頃は1月上旬までの見込みだという。

 最も早い開花は2004(平成16)年12月5日、2番目が2015(平成27)年12月12日で、今年は近年のうち3番目に早いという。「学校門」西側には白梅があり、開花は例年1月上旬。見頃は1月下旬から2月中旬となっている。

 「学校門」をバックにした寒紅梅の撮影は毎年、初春に訪れる観光客を楽しませている。同施設の奈良聡之さんは「秋が長く暖かい日が続いたため、開花が早まったのかもしれない。正月を前に春の訪れを感じることができるのでは。寒さ、コロナで辛い時期だと思うが、少しでも癒やされてほしい」と話す。

 10月~3月の開館時間は9時~16時30分(最終受付は16時)。第3水曜休館。史跡参観料は、一般=420円、高校生=220円、中学生以下無料。

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