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足利市立美術館で乳幼児に向け鑑賞プログラム 親子で美術館を楽しむ体験

作品を見つめる「小さなお客さん」

作品を見つめる「小さなお客さん」

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 「小さなお客さんと楽しむ『小さなデザイン』-0歳から2歳までの美術館体験」が12月7日、足利市立美術館(足利市通2)で行われた。

武蔵野美術大学の杉浦幸子教授(写真右)

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 同館学芸員の山下彩華さんが、「子どもが小さくても、美術館を母子で気軽に利用できる場所に」と、乳幼児と保護者を対象に美術鑑賞イベントを企画。講師に武蔵野美術大学芸術文化学部の杉浦幸子教授と米徳信一教授を招き、同大との共同研究の一環として実施した。当日は事前に申し込んだ3カ月~2歳の「小さなお客さん」と保護者の10組が参加し、開催中の「小さなデザイン 駒形克己展」を貸し切りで鑑賞した。

 子どもたちは開始当初は緊張した様子だったものの、展示室に入ると作品など興味の対象をじっと見つめ、時には声を上げて楽しんでいるようだった。気になるものに手を伸ばし、ハイハイするなどして近づく姿も見られた。市内から10カ月の子どもと参加したという保護者は「小さいころからアートに触れさせたいと思っていたので良い機会。大人はどうしても展示されている作品に集中してしまうが、子どもにとっては展示された作品以外も、周囲にあるもの全てが興味の対象になる『アート』なのかも、と教えられた」とほほ笑む。

 杉浦さんは「乳幼児にとって『アート』は特別なものではなく、日常にある刺激の一つ。今回のようなプログラムの存在が広く知られることで、『アートを楽しみたい』と思う人が誰でも気軽に美術鑑賞を楽しむことができるようになれば」と期待を込める。

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