足利のバー「bar mood indigo(バー・ムード・インディゴ)」(足利市永楽町)が5月で15周年を迎えた。
「bar mood indigo」の人気メニュー「インディゴサラダ」(左)
同店は2006(平成18)年、同市通2丁目にオープンした。「ロンドンのパブを思わせる大人の社交場」コンセプトにした同店には、30~60代の酒と会話が好きな客が多く訪れるという。人気メニューは「インディゴサラダ」(800円)をはじめとしたサラダメニューや、「三種のチーズのペンネグラタン」(1200円)などのグラタンメニュー。
店名には店主の長明美さんが好きな、デューク・エリントンの曲「ムード・インディゴ」からヒントを得て、「ゆったりとした雰囲気が似合う空間になるように」という願いを込めた。オープンして15年。ミュージックライブや展示即売会、グランピング風テラスの設置などさまざまなことを行ってきた。2019年に永楽町に移転。長さんは「私が学生のころから通っていた思い入れのある建物を復元し、仲間や友人、お客さまの協力を得て、すてきな店に仕上げることができた」と話す。
新型コロナウイルスの影響により周年イベントは行わなかったが、常連客からサプライズで花などのプレゼントがあったという。長さんは「お客さまからの『頑張ってね』という言葉を励みに、これから少しずつ内装やメニューにも変化を付け、お客さまにとって居心地の良い場所でいられるよう努めていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時(金曜・土曜は24時まで、日曜は12時~)。月曜・火曜定休。