足利市内50店舗で2月1日から、「第7回“学び”まちゼミINあしかが 得する街のゼミナール」が開催されている。
市内の商店主らが講師となり、専門知識や情報を無料で教えるミニ講座。参加店は店の特徴を知ってもらうことができ、参加者は気になっていた店を訪れるきっかけができる。参加者は「健康・キレイ」「学ぶ」「つくる・食べる」の3つのテーマから、自分が参加したい講座に直接電話し申し込む。
今回は新たに「健康・キレイ」に2店舗、「つくる・食べる」に1店舗が加わった。2回目以上の参加店も多く、「花にかこまれてGardenCafe南の麦」(八幡町)は4回目の参加。今までにワインやパン作りの講座を開いてきた。店主の平谷孔希さんは今回の「ピザ作り講座」について「小さな子どものころから楽しい経験をいろいろとしてもらいたい、という思いで企画した」と話す。
当日は、小学1年~中学3年の親子7組14人が参加。平谷さんが調理工程の説明を始めると、参加者たちは真剣なまなざしで話を聞いていた。生地を発酵・休ませる時間には、参加者同士で会話を楽しむ姿や、ピザ作りについて質問する人の姿も見られた。市内から母親と参加した小学6年、鈴木陽知(ひさと)くんは「まちゼミには参加したことがあるが、親子では初めて。ピザ作りについていろいろと学べて楽しかったので、また参加したい」と話していた。
受講無料(一部講座は要材料費別途)。各講座の空き状況や開催日時などは足利商工会議所ホームページで確認できる。2月29日まで。