足利市の屋内遊戯施設「キッズピアあしかが」(足利市朝倉町2)が12月6日、5周年を迎えた。
同施設は2014(平成26)年12月にオープン。天候に左右されずに利用できる1551平方メートルの屋内施設で、足利市が企画・補助を行い、社会福祉法人足利むつみ会が運営している。安全性・耐久性を備えたヨーロッパ製の遊具をそろえるボーネルンド社が手掛けた遊び場としては国内最大級。生後6カ月~12歳の子どもが、体を動かす「動」、考える力をはぐくむ「静」の両方の遊びを楽しむことができる。開設から5年間で延べ93万人が利用した。
当日行われたオープン5周年記念セレモニーでは、関係者が集う中、ふくい保育園の園児の歌とダンスが披露され、足利市のイメージキャラクター「たかうじ君」も駆け付けた。和泉聡市長は祝辞と共に「最近は家族がこの施設を利用している」などのエピソードも交え、「これからも足利市になくてはならない施設」であると述べた。当日親子で遊びに来ていた坂巻真澄さんは「今日が5周年とは知らずに来た。週1回くらい利用している。この金額でこんなに充実した遊び場所は他にないのでは」と話していた。
司会を務めた同施設マネジャーの阿由葉洋平さんは「5年間があっという間だった。93万人もの利用があったことは予想以上。これからも多くの子どもたちが楽しめる遊び場として、また、子育て世代が交流できる場として協力し合って運営していきたい」と話す。
開館時間は9時40分~17時40分(80分入れ替え制)。水曜休館(例外あり)。利用料金は1クール100円(子ども・保護者共通)。