足利のサブカルチャーイベント「足利ひめたま祭」が6月16日、中橋緑地北多目的広場(足利市通2)で開催された。主催は足利ひめたま制作委員会。
自動車やオートバイにマンガやアニメ、ゲームのキャラクターやロゴが印刷されたステッカーやシートを貼り付けて装飾した通称「痛車」を展示するほか、アニメやゲーム、漫画のキャラクターになりきる「コスプレーヤー」が参加する同イベント。2010(平成22)年11月から始まり、コロナ下の中断を経て、今回が20回目の開催になった。
当日は、痛車279台とコスプレーヤー228人が参加。足利を含む近県からキッチンカーや飲食店、グッズ販売店19店も出店した。特設ステージでは、コスプレーヤー5組によるパフォーマンスと28組・42人によるコスプレランウエーを行った。主催者によると、来場者数は約3500人だった。
同委員会の宮下文成さんは「今年でイベントを始めてから14年になる。コロナ下の中断でスタッフの入れ替わりもあったが、仕事ではないのに関わってくれる人々の熱意で続けられたことに感謝している。続けられるように工夫しながら、もっと多くの人に楽しんでもらえるイベントにしていきたい」と話す。
次回は11月10日の開催を予定する。