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足利市がワークショップ「住みたいまち足利未来トーク」 若者の意見を市政に

「住みたいまち足利未来トーク」のチラシを持つ足利市総合政策課職員

「住みたいまち足利未来トーク」のチラシを持つ足利市総合政策課職員

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 足利市が、高校生~30代を対象とした市民参加型のワークショップ「住みたいまち足利未来トーク」を開催する。

2月の会場となる「わたらせリバープラザ」(撮影日:12月1日のオープニングセレモニー)

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 ワークショップは2月15日に高校生・専門学校生・大学生を対象とした学生向け、3月2日に20~30代の社会人向けの計2回開催する。各回とも定員30人で、5人1組のグループに分かれ、参加者それぞれが自らの視点で考える市の魅力や課題、住みたいまち像などについて意見を出し合う。

 市は同イベントの成果を、2026年度から2年間実施する第8次総合計画後期基本計画の策定の参考にするという。総務省の住民基本台帳によると、同市では10~30代の若者層で転出超過が続いており、2019年~2023年の5年間で10~30代の転出超過が男性512人、女性932人。特に女性の転出が顕著となっている。

 同企画は、足利市総合政策課の30代職員を中心に5人で意見を出し合い準備を進めたという。同課の武井さんは「最初は若者が市長を囲んで座談会を行うことも考えたが、それだと一方的に要望を伝える場になってしまう。参加者が楽しみながら交流し、気軽な会話の中から私たちがヒントをもらえるような場にしたい」と話す。

 イベントのファシリテーターとして、足利市出身の菊池領子さんが参加する。菊地さんはJETRO(日本貿易振興機構)が行う高度外国人材の活用支援や企業のグローバル化支援などの経験を持ち、2024年5月から足利未来創生会議の委員も務めている。

 会場は、2月=「わたらせリバープラザ」(足利市栄町)、3月=「足利市生涯学習センター」(相生町)。申し込みは市のホームページで受け付ける。締め切りは、2月開催分=2月7日、3月開催分=2月20日。

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