プレスリリース

先が見えない時代の選択肢を「見える化」する高校生向けキャリア講話を実施―94.8%が「人生を変えるきっかけになりそう」と回答―

リリース発行企業:株式会社Metagram

情報提供:

要旨
複雑な問題を図解でひも解くソリューションを提供する株式会社Metagram(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高野雄一)は、2025年3月12日に、栃木県立宇都宮工業高等学校科学技術と産業」企業講話に登壇しました。「キャリアパスを図解で考える」をテーマに、同校の1年生約320名が参加。講話後のアンケートでは94.8%の生徒が「人生を変えるきっかけになりそう」と回答しました。


講話の様子


1.キャリア講話の背景―宇都宮工業高校は登壇者の母校―
普通科高校卒業者の大学等進学率71.3%に対して、工業高校卒業者の大学等進学率は17.9%となっています (※1)。そのため、工業高校の生徒には進学の進路に関する情報よりも就職に関する情報が多く集まる傾向にあります。また 、高校のキャリア教育に関する調査では、67.8%が「教員の負担の大きさ」を、48.7%が「実施時間の不足」を課題として回答しており(※2)、今後ますます多様性が求められる進路に対し、学校側の負担が増加してしまう恐れがあるという課題が挙げられます。
株式会社Metagram代表取締役の高野雄一は同校の出身者です。自身が家庭の事情で進学を諦めてしまった一人でした。高校卒業後は地元の自動車部品工場に就職しましたが、「これで本当にいいのか?」という疑問が湧き上がり、独学での勉強と貯金をしながら、大学進学することを決意しました。結果、東京理科大学に入学することができましたが、同級生と比べると3年出遅れてのスタートとなりました。
現役の宇都宮工業高等学校の生徒に対して、就職だけでなく、進学やその他の選択肢も存在していることをなるべく早い段階で知ってもらうために、本講話に登壇しました。


高校時点での進路は将来の選択肢を増やすために重要

2.講話内容
講話では、まず初めに高野の苦い経験を伝えました。苦労したことを伝えるだけでなく、選択肢を知っていることと知らないことでは将来に大きな差が生まれることを図解して理解してもらいました。
次に図解のメリットを様々な研究や論文を引用しながらクイズ形式で伝えました。楽しみながら図解を理解してもらうことができました。
最後に、キャリアパスを実際に図解してもらいました。自分の将来を図解することで、これまで気付けなかった選択肢を多視点から観察し、可視化することができました。


キャリアパス図解ワークシートの一部


3.アンケート結果
39名の生徒から回答がありました。
3-1.講話の満足度
「非常に満足」「やや満足」と回答した方が92.3%でした。

「非常に満足」「やや満足」と回答した方が92.3%


3-2.図解は自分のキャリアパスを考えるために役に立ったか
「非常に役に立った」が64.1%、「やや役に立った」が35.9%でした。すべての回答者が「役に立つ」と回答しました。

すべての回答者が「役に立つ」と回答


3-3.図解することでご自身のキャリアパスに新たな気づきを得ることができたか
すべての回答者が「気づきを得ることができた」と回答しました。

すべての回答者が「気づきを得ることができた」と回答


3-4.今回の図解が自分の人生を変えるきっかけになりそうか
「なると思う」「なるかもしれない」と回答した方が94.8%でした。

「なると思う」「なるかもしれない」と回答した方が94.8%


3-5.「あらゆるモノゴトを図解することができる」スキルに興味を持ったか
「非常に興味を持った」「やや興味を持った」と回答した方が92.3%でした。

「非常に興味を持った」「やや興味を持った」と回答した方が92.3%


4.参加した生徒の声―「進路の視野が広がった」などの意見も
講話に参加した生徒からはこんな声をいただいております。
「とても面白く、参考になる講話でした!高野さんのおかげで進路に対する視野が広がった気がします!」
「図解をすることで自分の進路と本当に進みたい道の違いに気付けたので良かったです」
「図解の良さがよくわかる講話で、自分も図解に興味を持ついい機会になりました」

5.今後の展開―全国の専門高校へ
株式会社Metagramは今回の講話をベースとした「キャリアパス図解ワークショップ」を全国の専門高校(工業高校、商業高校、農業高校など)に展開する計画です。専門高校の生徒ならではの進路に関する課題を、生徒ともに図解することで解決していくプログラムです。進路に悩む以前に、「進路に選択肢があることを知らない」生徒に対し、キャリアパス図解を通して気づきを与える活動を推進していきます。

キャリアパス図解を説明するMetagram代表の高野


参考情報
※1 文部科学省「高等学校卒業者の学科別進路状況」(令和6年3月卒)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shinkou/genjyo/021203.htm
※2 株式会社リクルート「高校教育改革に関する調査2022「進路指導・キャリア教育」編」(2023年1月16日)
https://x.gd/uZ0fx

会社概要
会社名:株式会社Metagram
代表者:高野雄一(たかの ゆういち)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
設立日:2024年9月2日
URL:https://metagram.biz
公式note:https://note.com/flamework/

代表取締役:高野雄一プロフィール
1989年生まれ栃木県出身。図解起業家。
東京理科大学オープンカレッジ講師。
あらゆるモノゴトを図解で多視点から構造化して可視化する図解思想家。
高卒で自動車工場で働くキャリアからスタート。独学で勉強しながら学費を貯めて東京理科大学へ入学。2015年に富士通マーケティング(現:富士通Japan)へ入社後、営業を経てDXコンサルティング部署の立ち上げに従事。
社会人学生として慶應義塾大学大学院SDM研究科を修了し、図解に関する論文を執筆。図解を用いた思考法『ダイアグラム思考』を創案。
2024年に株式会社Metagramを設立。
日本人のアイデンティティとしての図解を確立し、ビジネス・教育・文化の再興を目指す活動をしている。

本件に関するお問い合わせ・取材のお申込み
info@metagram.biz

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース