「消防フェア」が9月23日、アシコタウンあしかが(足利市大月町)駐車場で行われた。主催は足利市消防本部と足利市防火協会。
市民の防災意識の向上や消防行政への理解を深めようと開催した同イベントは今年で14回目。コロナ禍の影響で4年ぶりに開催した。会場には消防車、救急車、救助工作車、屈折はしご車の展示や住宅用火災警報器の設置への呼びかけなど防災に関連するコーナーを設けた。
子どもが参加できるコーナーは、消火器の取り扱い体験や子ども用防火服を着用しての記念撮影などを用意。屈折はしご車のバスケットに搭乗できる体験コーナーには待ち時間が30分を超える列ができた。親子で参加した人は「消防服を着た子どもがうれしそうだった、普段はなかなか経験できないことだった」と喜んでいた。
同消防本部警防課の板橋健夫さんは「コロナ禍で外出ができない苦しい時期もあったが、来場者した多くの市民と消防職員が触れ合う機会になった」と話す。