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「ロマンチック・タウン・足利」写真展 市の魅力伝える167点

167点の応募作品全てを展示

167点の応募作品全てを展示

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 写真展「第27回ロマンチック・タウン・足利」が4月29日、足利商工会議所友愛会館(足利市通3)で始まった。

最優秀賞を受賞した佐山幸子さん(右)と優秀賞「新学期」の津久井玲子さん(左)

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 同展は、足利の風景、産業、文化、人などをテーマに、新しい視点での足利の魅力の発見や、観光資源の発掘を目的に足利商工会議所が応募を呼びかけた写真コンクール。1995(平成7)年に始まり、今回が27回目。入賞作品は商工会議所の会報へ掲載されるほか、ポストカードや商工会議所が毎年制作するカレンダーに使われる。

 伊勢崎市や横浜市からも応募があり、合計63人、167点の中から最優秀賞(商工会議所会頭賞)1点、優秀賞3点、まんなかまち大賞1点、佳作14点、合わせて19点が入賞した。4月28日、同所で表彰式が行われ、出席者が入賞を互いに喜び合う姿や、会場で他の作品を見て回る姿が見られた。

 行道山の雪景色を捉えた「雪化粧」で最優秀賞を受賞した佐山幸子さんは「街なかではあまり残っていない雪が、行道山に足を運ぶと積もっていることがこれまでにもあった。雪の光景に感激してシャッターを切った。15年以上写真を続け、小さな賞に入ったことはあるが、今回は思いがけず最優秀賞を頂いた。本当にうれしい」とほほ笑む。

 同会議所担当の蓼沼千尋さんは「足利には鑁阿寺や足利学校、フラワーパークなどの観光スポットがあるが、有名な場所以外にも、小さいながらも魅力的で面白いところがある。コンクールに応募する方も写真を見に来た方にも、足利の新しい魅力に目を向けるきっかけになってもらえれば」と期待を込める。

 開催時間は10時~17時。5月15日まで。

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