おにぎり店「Tsumugi Kitchen(つむぎキッチン)」(足利市家富町)が11月27日、オープンした。
「Tsumugi Kitchen」の「和んプレート」(副菜は日替わり)
店主の塩谷歩さんは茨城県結城市出身。店名は、出身地のユネスコ無形文化遺産「結城つむぎ」に由来する。産後なかなか食事時間を確保できずにいた塩谷さんに塩谷さんの夫がおにぎりを用意してくれていたエピソードから、「簡単に食べられて、栄養も取れ、見た目も愛らしい。中身や混ぜる具の種類も豊富にあり、幅広い世代になじみのあるおにぎりは無敵」(塩谷さん)と、おにぎり専門店をオープンした。
席数は6席。メニューは、テークアウトできる「梅しらす昆布」や「ネギ味噌(みそ)」など5種類と、ドリンク5種類。「和んプレート」(1,430円)などは店内で提供する。メニューは今後増やすという。
プレオープンの21日には、SNSなどでオープンを知った客が開店前から並び、テークアウトのおにぎりが30分で完売になった。塩谷さんは「店舗が2階ということもあり入りづらいかもしれないが、人と話すのが好きなので気軽に立ち寄ってもらえたら。お客さまに寄り添える店にしたい。おにぎり教室など人と人をつなぐイベントなども開催できたら」と意気込む。
営業時間は11時30分~15時。日曜・月曜・木曜定休。