足利のうどん店「青竹手打ち うどんや」(足利市堀込町、TEL 0284-73-7771)が11月で1周年を迎えた。
居酒屋「りゅうやん」(朝倉町)や「うたげや」(群馬県太田市)を展開するスタッフネットワーク(朝倉町)が経営する同店。新型コロナウイルスにより居酒屋経営が大きな影響を受ける中、新たに従業員が働ける場を作るため、昨年11月12日に同店をオープンした。コロナ禍でホームセンターへの来店客数が伸びていることから、スーパービバホーム足利堀込店の1階フードコートに店を構えた。
麺は、製麺所「足利麺」(朝倉町)協力の下、8時間かけて作る青竹打ちの手打ち麺。地産地消を目指し、天ぷらの野菜やうどんのだしにも足利産のものを使う。コロナ禍での営業を意識し、非接触で注文できるようタッチパネルの券売機を設置した。
メニューは、冷たい麺を温かいつけ汁で食べる「肉汁うどん」のほか、居酒屋で提供する鍋のだしを参考に開発した「野菜たっぷりうま煮うどん」、「穴子天丼」などのご飯ものや「揚げたて天ぷら」もそろえる。全メニュー、専用容器でテークアウトにも対応する。
この1年を振り返り、新保卓也社長は「一番良かったのは、新たなお客さまとの出会いがあったこと。足利の業者さんに助けてもらい作った麺とだしを、ぜひ一度食べてもらえれば」と話す。
営業時間は10時~19時。