イベント「ハロウィンのスタンプラリー」が10月24日、アピタ足利店(足利市朝倉町)で開かれた。
当日は、事前に申し込んだ乳幼児から小学生の子ども120人と保護者らがイベントに参加した。参加者は、動物や魔女、プリンセス、ディズニーやアニメ、ゲームのキャラクターなどに扮(ふん)し、家族や友達と一緒にスタンプラリーを楽しんだ。
館内6カ所に設けられたチェックポイントではカードにスタンプを押してもらい、「トリック・オア・トリート」の合言葉でスタッフから菓子や雑貨などを受け取った。仮面やマント、着ぐるみで仮装し店内を回るスタッフ3人を見つけると追加の菓子が手に入ることから、店内を探し回ったり、スタッフや友達と記念撮影をして楽しむ参加者の姿が見られた。
イベントを主催した「アピタ子ども図書館」の吉田喜美子館長は「子どもたちに楽しんでほしい思いだったが、企画時は緊急事態宣言中で、開催できるか分からず不安だった。申し込んだ人が『親子で衣装や小道具を考え、準備するのが楽しい』と言うのを耳にして、このイベントが自粛期間中の楽しみとなり、日々を少しでも明るい気持ちで過ごすことに貢献できたなら、うれしく感じる」と話した。
借宿町から参加した小学生の柳田光梨ちゃんは、「同じダンスチームの友達と申し込んだ。みんなで踊るはずだったダンスや市内のイベントが中止になったので楽しみにしていた。お菓子をたくさんもらえるのもうれしい」とほほ笑んでいた。